ブログ 2023.11.05
11月3日OFR48全国大沸騰ツアーが北近江の湯で開催されました!皆さん、こんにちは。
滋賀県は緊急事態宣言が解除されましたね!
しかし、北近江リゾートは当面の間休業させていただきます。
私たちの思いとしては、営業再開をしたいところなのですが、一番の不安材料は緊急事態宣言の解除されていない市や府が隣接していて、再開した時にそこから来店され、この施設が発生源になってしまうことです。
ですので北近江リゾートは今しばらくの間、休業とさせていただきます。
再開を待ちわびている方にはご理解とご協力をお願いします。
必ず営業を再開しますので、もう少し待っていてくださいね!
さて、「温泉と健康」も9回目も掲載となりました。今回は
です。
今まで入浴で身体や健康にいい入浴方法を紹介してきましたが、他にも美肌やダイエットに適した入り方もあるので紹介していきたいと思います!
温泉には、美肌効果を持つ泉質のものがあるということは、以前に紹介しましたよね?
例えば、炭酸水素塩泉やph7.5以上のアルカリ性の泉質には天然のクレンジング効果があり、硫酸塩泉には肌の新陳代謝を高める効果が、硫黄泉にはシミを予防する効果がそれぞれあると言われているんですよ。それで、「美人の湯」や「美肌の湯」と呼ばれることが多いようです。
そんな「美肌の湯」効果をさらに引き出す入浴の方法をご紹介していきます。
温泉の成分が、余分な角質や毛穴の汚れをおとしやすい状態にしてくれるため、身体を洗うのは入浴後が理想的です。
ただしマナーとしてお湯につかる前には、必ず「かけ湯」をして身体の汚れを落としましょう!
また、温泉の成分よって汚れがおちやすい状態になっているので、身体は手洗いで全く問題ありません。むしろ、入浴後は既に温泉の刺激を受けているため、タオルなどで身体をごしごしこするのは避けた方がいいですよ!
お湯から上がる際は、温泉の湯口からタライなどでお湯をくみ、それを「あがり湯」として身体を流してください温泉が身体に膜をつくり保湿してくれます。
また、風呂上がりの保湿ケアはなるべく早くするのがおすすめです。湯上り後身体の潤いはどんどん逃げていきます。できれば10分以内に保湿クリームなどで保湿してください!
●「美肌の湯」効果をさらに引き出す入浴の方法
・お湯につかってから身体を洗う
・手で身体を洗う
・「あがり湯」には新鮮な温泉を使う
・入浴直後に保湿ケアする
いかがですか?ひと手間かけることで、より高い美肌効果が期待できるんですね!これを参考に、ぜひ皆さんもより美しいお肌を手に入れてください。
多くのカロリーが消費できる入浴法として有名な「高温反復入浴」をご存知ですか?
42℃〜43℃のお湯に3分間つかり5分間休憩というのを3回繰り返すというものです。
一度の入浴で約300~400kcalを消費できるのだとか通常の入浴時間で実践できるので、これを意識して普段の入浴をすることでダイエット効果を得ることができますよ!
ただし、運動後に入浴するのは逆効果。運動によって活発になった脂肪分解酵素の活性が下がってしまうので注意が必要です。
●高温反復入浴の方法(お湯の温度42℃〜43℃)
1. 「かけ湯」をする
2. 全身浴 3分間(1回目)
3. 頭or身体を洗う(5分間の休憩)
4. 全身浴 3分間(2回目)
5. 頭or身体を洗う(5分間の休憩)
6. 全身浴 5分間(3回目)
いかがですか?簡単ですよね。
42℃以上の温度が高いお湯で実践することで多くのカロリーが消費できます。
もう1つダイエット効果の期待できる入浴の方法をご紹介します。
褐色脂肪細胞を活性化させることで太りにくい体質をつくる「褐色脂肪細胞活性化入浴法」です。
褐色脂肪細胞は、エネルギーを熱に変えて体温を保とうとしてくれる細胞です。
この細胞がきちんと働いていると脂肪が燃焼されやすくなるんです。つまり、やせやすい体質になるということですね。
身体の中で首の後ろ・肩甲骨・わきの下・心臓付近・腎臓の5箇所にしかない褐色脂肪細胞を「温冷交互浴」で活性化させるのが「褐色脂肪細胞活性化入浴法」です。
●褐色脂肪細胞活性化入浴法
1. 「かけ湯」をする
2. 全身浴 3分間(1回目)
3. 水シャワー(20℃)とお湯シャワー(42℃)を30秒ずつ交互に5回かけ※ 頭or身体を洗う(5分程度)
※首からみぞおちにかけて胸側と背中側の両面にかける
4. 入浴 3分間(2回目)
5. 頭or身体を洗う(5分間の休憩)
6. 最後にゆっくり身体を温める 5分間(3回目)
「褐色脂肪細胞活性化入浴法」もそんなに難しくはありませんよね。
水とお湯を交互に出しながら、5回ずつ胸側と背中側にかけるのがポイントです。
その日の気分や体調に応じて「高温反復入浴」や「褐色脂肪細胞活性化入浴法」を実践し、ぜひ太りにくい身体を手に入れてください。
快眠を手に入れるために有効な方法として、副交感神経を刺激し精神を落ち着かせることが挙げられます。
前の記事「温泉と睡眠」で副交感神経については説明しましたが、改めて副交感神経を刺激する入浴の方法をふたつご紹介します。
●「足浴」や「手浴」(特に「足浴」が有効)
●連続20分間の「微温浴」(湯温:37℃〜39℃)
このふたつの入浴方を実践することで副交感神経が刺激され心身ともにリラックスすることができますよ!
さらに、リラックスした状態を得やすい温度と入浴時間の関係というのが存在するんです。以下にまとめてみますね。
・42℃のお湯で5~6分間の半身浴
・41℃のお湯に10分間の連続入浴
・40℃のお湯に15分間の連続入浴(これが最もリラックスした状態を得やすい)
・39℃のお湯に20分間の連続入浴
上記のような、お湯の温度に応じた適切な入浴時間を守ることで精神をリラックスさせることができると言われています。
最近、よく眠れないと感じていらっしゃる方は、ぜひ上記を参考に快眠生活の実現に挑戦してみてください!
冷え性の改善には「温冷交互浴」が有効です。
ひざ下を温めたり冷やしたりを交互に繰り返す入浴の方法ですね!
足浴や手浴などの部分浴が有効ですが、湯船に首までつかって温まり、その後水風呂などにひざ下をつけて冷やすという方法でも同じ効果を得ることができます。
●冷え性を改善する入浴法
ひざ下にお湯と水を交互に当てる「温冷交互浴」!
ちなみに、最後に冷やすことでより抹消血管が広がるため、より高い血行促進効果が期待できますよ!
辛い冷え性でお悩みの方は、普段の入浴中に冷たいシャワーなどでひざから下を冷やす工程を取り入れて、「温冷交互浴」による血行促進を実践してみてください!
「熱いお風呂につかれば二日酔いがなおる」という話を聞いたことはありますか?
これは大きな間違いです。そもそも二日酔いの朝は、アルコールの利尿作用によって体内の水分が排出された「血液ドロドロ状態」であることが多いのです。
そこへきて、熱いお湯につかり大量の汗を流すと脱水症状を起こしてしまいます。
さらに、肝臓の水分も不足することになり肝機能が低下するため、よりアルコールを分解しにくくなるという最悪な状態へと陥ってしまうのです。
二日酔いの改善に効果があるのは「熱いお湯」ではなく「ぬるいお湯」。
しっかり水分補給をしながら「ぬるいお湯」につかり内臓を温めることで、肝機能が活発になりアルコール分解と利尿の働きが活発になると言われています。
1. 入浴前や入浴中にしっかりと水分補給をします。
2. ぬるいお湯(38℃〜40℃)にじっくりとつかります。
3. 入浴後もしっかりと水分補給してください。
二日酔いを改善するためには「熱いお湯」ではなく「ぬるいお湯」につかる。とても大切なことなので、ぜひ覚えておいてください。
ただ、二日酔いの症状がひどい場合は入浴自体が危険なこともありますので、ご自身の状態をみながら適切な判断が必要になります。
お湯にはつからず横になっていた方が良い場合もあるので、体調に合わせて入浴してくださいね!
さて、温泉の効果をさらに細かくしていろんな効果があることを説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「ぐっすり眠りたいな」「昨日のアルコールを抜きたいな」「最近お肌の調子が…」のような思い当たる節のある方は、ぜひおうちで上記の入浴を試してみてくださいね!
また、温泉が再開した時にもぜひいろんな入浴方法で入ってみてください♨