温泉と健康 -温泉と泉質 その2-

2020.05.05

皆さん、こんにちは。

GWはいかがお過ごしですか?

私は先日、友人とオンラインでおしゃべり会をしました。

それぞれすきなお菓子や飲み物を用意して食べて飲んで、近況を報告したり、オンラインならではの遊びをしました。

途中、リズムゲームをやってみましたが、テンポがあわず上手くできませんでしたが、それはそれでとても面白かったです。

「みんな自宅にいながら顔を見て話したりできるのはすごいな」と改めて思いました。

あっという間に時間が過ぎ、4時間ほどおしゃべりしていまいました。とても楽しかったです。

この状態もずっと続くわけはなく、いつか必ず解消されます。以前のような生活も戻ってきます。

緊急事態宣言の期間が延長になりましたが、皆さん、もう少しの間耐えて自粛、自宅待機をして乗り越えましょう!

また、ぜひオンラインおしゃべり会や飲み会もやってみてくださいね!

 

 

さて、前回は書ききれず途中になってしまいましたが、続きの

「温泉と泉質 その2」

です。

前回はメジャーな泉質を紹介しましたが、今回はあまり聞かないマイナーな泉質を紹介したいと思います。

 

 

古くから健康の湯として重宝される「硫酸塩泉」

お湯に硫酸を多く含む温泉を「硫酸塩泉」と呼びます。

泉質の旧分類では硫酸以外の成分の量によって、芒硝泉(ナトリウム硫酸塩泉)・石膏泉(カルシウム硫酸塩泉)・正苦味泉(マグネシウム硫酸塩泉)の3つに分類されていました。そのそれぞれに少しずつ違う効能を持ち、その効能の確かさゆえに古くから重宝されてきたのだそうですよ。

主な効能として有名なのが脳卒中のリスクを下げてくれるというものです。

硫酸の血管を広げる働きによって高血圧症や動脈硬化を緩和してくれ、結果的に脳卒中の発生率を引き下げてくれるんですね。

硫酸以外の成分によって分類される芒硝泉・石膏泉・正苦味泉はそれぞれが少しずつ異なる持つ効能をもつとお伝えしました。

それぞれを詳しく見ていくと、芒硝泉は高血圧症や外傷への効果と飲用による糖尿病への効果、石膏泉は高血圧症や外傷に加え湿疹やニキビへの効果、そして正苦味泉は特に高い高血圧症への効果があると言われいます。

ちなみに、一般的に知名度の高い芒硝泉・石膏泉・正苦味泉という名称は旧泉質名であり、新泉質名ではそれぞれナトリウム硫酸塩泉・カルシウム硫酸塩泉・マグネシウム硫酸塩泉と分類されています。

 

 

シュワシュワはじける!炭酸飲料みたいな温泉「二酸化炭素泉」

「二酸化炭素泉」は、お湯の中に遊離炭酸を多く含む泉質です。

つまり、炭酸飲料と同じように炭酸が溶け込んでいる温泉ですね!お湯に浸かれば全身に気泡が付着してシュワシュワとした感触を楽しむことができます。

そのため「泡の湯」や「ラムネ湯」と呼ばれることもあるそうですよ。

お湯の温度が高いと温泉の中に溶けている炭酸が気化して抜けやすくなります。そのため多くの場合、低温であることがこの泉質の特徴です。

火山活動が活発で、比較的温泉の温度が高い傾向にある日本では珍しい泉質だといえます。

また、炭酸ガスは時間の経過によっても自然と抜けていってしまうため、お湯の鮮度が大切な泉質でもあります。

肌に付着し皮膚の内側へと吸収された炭酸ガスは毛細血管を拡張し血液の循環を促進してくれます。温泉自体の温度が低くても、炭酸ガスの血行促進作用によって身体をしっかり温めてくれるので、心臓などに負担がかかりにくく「心臓の湯」とも呼ばれることもあります。心臓に不安を抱いている方はもちろん、高血圧や動脈硬化に悩んでいる方にも嬉しい泉質です。

 

 

 

鉄分豊富な茶褐色のお湯「含鉄泉」

「含鉄泉」は、お湯の中に総鉄が多く含まれている泉質です。

地中から吹き出した温泉が空気に触れると含まれるている鉄分が酸化し、お湯が茶褐色になるため、多くの場合赤色や黄色、もしくは赤茶っぽい色をしているのが特徴です。

また、温泉によっては鉄の錆びたような匂いを感じることもあります。

そして、含鉄泉の魅力はなんと言ってもその高い保温効果です。

お湯に浸かれば身体の芯からポカポカと温まるのを実感できるはずですよ!冷え性に悩まされている方にとっては、嬉しい泉質ですよね。

そのほか、保温効果はリウマチ性疾患や更年期障害などにも効くといわれています。

 

 

 

ぴりっと刺激的!「酸性泉」

「酸性泉」は水素を多く含む泉質で、pHの低い酸性のお湯であることが特徴です。

中でも、pHが2〜4のものは「酸性泉」、pHが2以下のものは「強酸性泉」と呼ばれています。

他の泉質に比べ刺激が強く、特に酸性の強いものは肌にピリピリとした感覚を伴います。肌がデリケートな方や高齢者、小さなお子様は強い酸性泉への入浴を避けた方がいいかもしれません。

酸性泉には高い殺菌効果があり、ニキビや水虫、皮膚の疾患、切り傷などに効能があるといわれています。

また、酸は古い角質を落としやすくしてくれ新陳代謝を高める効果があります。

刺激は強いですが、その分しっかり角質を落としてくれます。

しかし、肌への刺激が強い泉質であるため、お肌の弱い方はもちろん、そうでない方であっても必ず入浴後のケアをおこなってください。

湯船から上がった後は、体に付着した酸性のお湯をシャワーで必ず洗い流し、できれば乳液やクリームなどで保湿することが望ましいですね。もし、体を洗い流さず、お湯の成分を付着させたまま放置すると肌が荒れる(湯ただれ)場合もあるそうなので注意が必要です。

 

 

 

⑨うがい成分!?「含よう素泉」

「含よう素泉」は、お湯の中にヨウ素を多く含む泉質です。

うがい薬や傷薬の成分としてよく目にするヨウ素は、活性度が高く強い抗菌作用を持っています。うがい薬のような茶褐色のお湯で、口に入れると苦味もあります。

飲用することで様々な効能を期待できるのが含よう素線の魅力です。

甲状腺ホルモンを活性化し代謝を高めてくれたり内臓の働きを活発にしてくれたりする他、コレステロール値を下げる働きもするのだとか。身体の内側からキレイになりたい方や、動脈効果を防ぎたい方にも嬉しい泉質ですね。

ただし、飲みすぎると甲状腺肥大を引き起こすこともあるので過剰摂取は禁物です!

 

 

 

⑩免疫力を高めてくれる「放射能泉」

「放射能泉」は、微量の放射性物質(主にラドン)を含んでいる泉質です。

放射能という響きを聞いて怖いと感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、放射能泉に含まれている放射線量はレントゲン撮影の際に浴びる放射線量よりもずっと少ない量のものなのでご安心ください。

むしろ、放射能泉に含まれているくらいの微量の放射能は「ホルミシス効果」という作用によって免疫力を上げてくれることが証明されているんです。その効果は、「万病の湯」と呼ばれているほどなんですよ!

放射能泉のお湯は無色透明で匂いもありません。

蛇口をひねってお湯をはった、ご自宅のお風呂にかなり近い感覚のお湯だと言えます。

あまりの特徴のなさに、もし他の泉質のお湯と混ざって湧き出していれば別の泉質の特徴が現れることも多いのだとか。

お湯に含まれる放射性物質による身体への良い効果が放射能泉の最大の特徴なんですね!

「万病の湯」と称される放射能泉ですが、痛風に対する効果の高さから別名「痛風の湯」とも呼ばれています

例えば他の泉質、炭酸塩泉や硫酸塩泉、硫黄泉も飲用すれば痛風に効果があると言われているのですが、放射能泉は入浴や空気中に飛散した放射性物質(ラドン)の吸入によっても効能を得ることができます

ちなみに、尿から尿酸を出す効果は吸入によって高まるそうですよ。浸かってよし、飲んでよし、吸ってよし。まさに痛風に効果てきめん「痛風の湯」の名にふさわしい泉質ですよね。

 

 

 

ちなみに、北近江リゾートの温泉は地下1,500Mからくみ上げる天然温泉で「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉」と長い泉質です。

これは前回紹介した②塩化物泉と③炭酸水素泉が混ざり合った泉質なんですよ!

ですので、その2つの効果を実感することができます。湯触りが優しく、効能が沢山ある上に「美肌の湯」とよばれていて自慢の湯です!

 

さて、今回は6つも紹介して前回よりも長くなってしまいましたが読めましたでしょうか?

さらに、マイナーな泉質ばかりでしたが興味を持ってもらえましたでしょうか?

これで皆さん温泉地を訪れたときに泉質が気になるはずです!

 

コロナウイルス終息後、温泉に行った際には温泉知識を披露してみてはいかがですか?