温泉と健康 -温泉の温度-

2020.05.11

皆さん、こんにちは。

休業期間中に、近隣の町へチラシをポストへ投函させてもらっています!

畑仕事をされている方などにお会いするとお持ち帰りお弁当の案内をするのですが、「北近江リゾートです!」と声をかけると「あぁー、北近江さんね!」「おー、温泉の!」など幅広い地域で知っていただいているようでうれしく思いました。

また、「頑張ってるな!」「また営業再開したらいくわ!」と、とてもうれしい励ましの言葉もいただき、チラシの投函も楽しくしています!

こうやって行動にして、北近江を忘れさらてしまわれないように、皆さんとの繋がりを続けていきます!

 

 

 

さて、本日7回目の「温泉と健康」は

「温泉の温度」

です。

 

前回の記事で、熱すぎるお湯はNGと書きましたが、実はお熱いお湯でも悪い事ばかりではないんです!

入り方に気を付ければ熱い温泉も冷たい温泉も身体にいいんですよ。

では早速温泉の温度について説明します。

 

まず、湯を温度で簡単に分けるとすれば「あつ湯」と「ぬる湯」に分けられます。

熱いという感覚は人それぞれなのですが、一般的にぬる湯は40℃ぐらいまで、あつ湯は42℃以上とされているようです。

 

それぞれ特徴があり-----

「あつ湯(42℃~48℃)」

交感神経が刺激され、体や心が興奮することにより、体や気持ちがすっきりとし活性化されます。
でも、入浴時は一時的に血圧が上昇するので体を湯にならすため、丁寧にかけ湯をしてください。

浴槽への出入りもゆっくりと。特にご年配の方は、熱いという感覚が鈍くなりがちなので注意が必要です。

 

あつ湯をさらに細かく分けると・・・

 

 

超高温浴(45℃〜48℃)

かなり熱いと感じる温度のお湯に短時間入浴する入浴法です。

身体の歪みを補正してくれる「非特異的変調効果」を得ることができるそうですよ!

 

■高温浴(42℃〜45℃)

身体に刺激を与えるお湯の温度です。

交感神経を刺激して神経を高ぶらせ、脈拍を早くさせます。

多くの方が好む温泉の温度がまさにこれですね!ただし、交感神経を刺激すると血圧も上がるので、高血圧症の方があまり熱いお湯に浸かるのは避けた方がいいかもしれませんね。

ちなみに、日本の若者や欧米人はもう少し低い温度のお湯を好む傾向にあるそうですよ。

 

以上があつ湯の分類です。

 

 

温浴(39℃〜42℃)

この「温浴」はあつ湯にもぬる湯にも属さず、「ちょうどいい湯」と言えるので、多くの方が普段ご家庭で入浴する際の温度です。

特に40℃以下のお湯には、副交感神経を刺激して精神を落ち着かせ、リラックスさせてくれる効果があると言われています。

ただし、多くの方が気持ちいいと感じるのはやはり温度が高めのお湯、ご家庭では41℃〜42℃くらいのお湯なんですね。

リラックス効果のある40℃以下のお湯を選ぶか、つかっている時に気持ちよさを感じる41℃〜42℃くらいのお湯を選ぶか、悩ましいところです。

その日の気分に応じてお湯の温度を調整してみるのもよさそうですね!

39℃〜42℃のお湯への入浴は十分に身体を温めてくれる効果を持つ入浴法です。

しかし、同じ温度のお湯であったとしてもご家庭で普段入浴されているお湯と比べて、温泉の方がより身体を温めてくれるということが実証されています。

温泉の方がより身体を温めてくれるなんて言うまでもないことかもしれませんが、みんなが温泉を好きな理由はそんなところにもありそうですね!

 

 

 

「ぬる湯」

37℃〜39℃の不感温度では副交感神経が優位になりリラックスできます。
刺激が少なく体への負担も少ないです。また、鎮静作用・鎮痛効果も期待できます。
長時間入浴が可能なため、知らず知らずのうちに湯あたりすることがあるので気を付けてください。

 

ぬる湯をさらに細かく分けると・・・

 

 

「微温浴」(37℃〜39℃)

交感神経を刺激して精神を落ち着かせ、リラックスさせてくれる効果のあるお湯の温度です。

心を穏やかにするための入浴法として用いられることもあるそうですよ。

精神を落ち着けると同時に、脈拍数を下げ血圧を低下させる効果もあります。日本の若者や欧米人が好むのもこの温度ですね。

ちなみに夏は38℃、冬は40℃のお湯につかることで最も高いリラックス効果が期待できますよ!

日頃のストレスなどで精神的に疲れていると感じていらっしゃる方は、ぜひこの入浴法を試してみてください。

 

「不感温浴」(34℃〜37℃)

体温と同じくらいの温度で、熱いとも冷たいとも感じないお湯への入浴法を、「不感温浴」といいます。

主に、精神障害や高血圧症、不眠症などの改善に用いられることが多いようですね。

30分〜2時間程度の長い時間をかけて入浴することで、高い鎮静作用が期待でき心身ともにリラックスするそうです。

入浴によるエネルギーの消費量が少ない特徴もある他、脈拍や血圧などにほとんど変化が起こらない入浴法であるため心臓に不安を抱えている方にもおすすめです。

精神的な疲れを強く感じている方や、なぜかあまり眠れないという方もぜひ試してみてください。できれば、体温と同じ温度、35℃〜36℃くらいのお湯が望ましいですね!

 

「冷温浴」(25℃〜34℃)

一般的なプールの温度です。遊泳などに適した泉温だと言えますね。

心拍数が減少し、血圧が入浴時と入浴後に上昇する特徴があるそうです。

 

■「冷水浴」(25℃以下)

25℃以下とありますが、13℃〜14℃の冷泉に5〜20分入浴することで自律神経の乱れを整えてくれる他、精神障害や皮膚病に効果があるそうです。

「高温浴」や「温浴」と併用して「温冷交互浴」に用いられることもあります。

 

以上がぬる湯の分類です。

 

 

お湯の温度によって違った効果が得られることを解説してきましたが、忘れてはならないのが温度の違いによって適切な入浴時間が変わるということ。

お湯の温度と適切な入浴時間を下にまとめてみました。ぜひこれからは適切な入浴時間を守って、身体の状態に応じた温度での入浴に調整してみてくださいね!

注意点ですが、37℃以上のお湯への入浴は「のぼせ」や「めまい」を起こすリスクを伴うだけではなく心臓に負荷がかかるため、できるでけ「分割浴」を心がけてください。

 

【湯の温度による入浴時間のすすめ】

・「超高温浴」/45℃〜48℃:「かけ湯」で全身を十分に慣れさせた後、3分間
・「高温浴」/42℃〜45℃:5分間
・「温浴」/39℃〜42℃:10〜15分間
・「微温浴」/37℃〜39℃:15〜20分間
・「不感温浴」/34℃〜37℃:30分〜2時間
・「冷温浴」/25℃〜34℃:15〜20分間
・「冷水浴」/25℃以下:※2分〜20分間
※冷水浴:慣れないうちは短時間入浴で、悪寒や震えを感じたらすぐに上がること

 

最終的には、温度の感覚は好き好きですので「この温度がいい」と言えないのが難しいですが、温度が体に与える効果を知っておけば、入浴するときの手助けにもなると思います。

「あつ湯」「ぬる湯」にはそれぞれ異なる効果があり、どちらがいいとは言いにくいのですが「がんばるぞー」というときにはあつ湯でカツを入れ、「くたびれたなあ〜」というときにはぬる湯でリラックス。水分補給やかけ湯といった入浴の基本を守りながら、「あつ湯」「ぬる湯」を上手に使い分けてみてくださいね。