ブログ 2023.11.05
11月3日OFR48全国大沸騰ツアーが北近江の湯で開催されました!皆さん、こんにちは。
緊急事態宣言解除の県や地域も増え、コロナウイルス終息に向けて少しずつ前進しているようですね。
少し、リフレッシュなどしてもいい傾向になってきましたが、それでもまだ完全にウイルスが無くなった訳ではないので、気を緩めないようにしないといけないですね。(゜-゜)
3蜜、県外をまたぐ不要な外出は未だ継続中ですのでその点に注意ですね!(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
さて、「温泉と健康」も10回目の掲載になりました!
今回は
です。
サウナは温泉とは切っても切れない関係ですよね。
この記事でサウナについて理解を深めてもらい、さらにサウナを好きになってください!
まず、サウナの基礎知識について説明します。
サウナはフィンランド発祥のフィンランド式蒸し風呂のことを言います。その起源は2000年以上も前からといわれている伝統的なものなのです。
サウナといっても色々な種類がありますが、基本的にはドライ(乾式)サウナのことをいいます。
サウナ室を80~100℃もの高温にして、サウナストーブのまわりを木製のベンチが取り囲むスタイルです。
基本的な入り方はサウナ浴と水風呂を繰り返す「温冷交代浴」に、休憩を取り入れたものです。
サウナ室で身体を温め、その身体を水風呂で急速に冷やすことで、血管や神経に刺激を与えます。
この刺激が、身体の働きを活性化して様々な効果を発揮してくれます。
高温のサウナ室に入ると、脈拍数が高くなり血圧も上昇します。
それでは「温浴」・「冷浴」に分けて説明していきます。
身体が高温にさらされると、血管は拡張し心拍数が高くなります。
すると、体内をより多くの血が循環するので、筋肉に流れる血液も増えます。
これにより血行が良くなり、肩こりなどの血行不良による症状が改善できるのです。
以前の記事で温泉には免疫力アップの効果があると書きましたが、サウナにも同じことが言えます。
身体の細胞にサウナの熱が加わるとタンパク質が損傷するが、同時にHSP(ヒートショックプロテイン)という別のタンパク質が生まれます。
HSPにはタンパク質の損傷を修復する性質があるため、細胞の再生を活性化して免疫力を高めてくれます。
まず、疲労についてですが、運動などにより乳酸が筋肉に溜まると疲れを感じます。
乳酸は酸素により分解され、汗として排出されますが、サウナ室では血流が安静時の2倍にもなり、酸素の摂取量も増えます。
酸素を多く摂取することで、効率よく乳酸が分解されて疲れがとれやすくなります。
特に悪いところもないのに、身体がだるくて活力がわかないという人は、自律神経が乱れている可能性があります。
高温のサウナ室のあとに水風呂に入り、自律神経を刺激して働きを活発にすると、心身のバランスが調整されて活力がわいてきます。
水風呂に入ると、冷たさに反応して血管や毛穴が収縮します。
身体の中の熱は血液によって運ばれ、毛穴や皮膚から発散されますが、血管や毛穴が収縮しているときは熱が発散しにくくなります。そのため体温が保たれ、水風呂に入ると湯冷めが防げるということです。
サウナ室では血管が拡張し、血圧は低い状態になっていますが、水風呂に入ると血管は急激に収縮し、血圧が上がります。
これを繰り返すうちに心臓と血管のポンプ機能が鍛えられるため、血圧が正常値に近づき、低血圧改善につながります。
サウナの効果を説明してきましたが、次は効果的な入り方の説明をしていきますね。
以前の記事でも説明したように、入浴では大量の汗をかきます。また、当然ですがサウナは高温であるため水分補給なしで利用すると、脱水症状を起こして大変なことになります。
ですので、最初の水分補給はとても大切です。基本中の基本なのです。
また、いい汗をかくためにも水分補給は必須です。
これも、温泉へ入る前には当たり前のことでマナーでもあります。
当然、サウナへ入る前も同じです。しっかりと身体や頭を洗い清潔に利用することがほかの方へのエチケットになります。
そして、キレイな汗をかくためには大切なことです。
皮膚の汗腺に汚れの蓋がついている状態では汗がかきづらいです。
汚れの蓋を洗い流し、キレイな汗をかきやすくしましょう。
洗髪と洗体が終わるといよいよサウナ室へ。
サウナ室の温度や湿度によりますが、 サウナ室にいる時間はだいたい10分くらいがいい でしょう。
サウナ室が熱くて10分もたない場合はサウナ室のなるべく下段に座ることをおすすめします。
サウナ室は座る位置が高くなればなるほど熱くなります。
また、サウナ室にいるときは、濡れたタオルを頭に巻くなどすると、頭がのぼせず長い時間入っていられるようになります。
サウナ室から出たら水風呂へ(目安は2分)。
まず 水風呂に入る前に絶対に必要なのは、かけ湯をして汗を流す事。これは最低限のマナーですよ!
そして、水風呂の冷たさは施設によって全く違いますが、つめたくて入りにくい場合は、体を丸めて入ると入りやすくなります。
水風呂の中でゆっくり丸めた体をほどくと、体のいたるところに水があたり冷たく感じますが、数秒すればすぐに慣れます。
真冬だったり、寒がりな方が外気浴をする場合は、水風呂の時間を半分にすると良いでしょう。
水風呂から上がると、サウナ最大の至福のとき、休憩(目安は10分)です。
簡単に体の水気を拭いて、浴室に置いてあるイスやリクライニングなどに深く腰掛けましょう。
ゆっくり目をつぶっていると、水風呂で冷えた身体がじんわり温まっていき、脳内をぐるぐると恍惚感が埋め尽くしてくる。この感覚がいわゆる「 ととのう 」というもの。
サウナー(サウナ好きの方の呼び名)の方はこれを楽しみにサウナへ入っているといっても言い過ぎではないと思います。
北近江は外気浴スペースが広く、ととのい椅子もベンチ型、リクライニング型もあります!
水風呂も大きめですよ!
さて、サウナについて説明してきましたがいかがでしたか?
これを読んでいる方はサウナ好きの方でしょうか。
もし、温泉だけ楽しんで「サウナはちょっと…」という方がいたら、もったいないですよ!
このサウナの入り方をぜひ試してみたくださいね!
もしかするとサウナにハマっちゃうかもしれませんよ!